心地よいを大切に - Concept -

信州大学と共同研究。その成果が製品に

人の“心地よさ”を研究する感性工学ですが、実際にはどのような研究がされているのでしょうか。次は、信州大学との共同研究の内容を簡単にご紹介しましょう。

信州大学には日本で唯一の「繊維学部」があり、学部のある上田キャンパスは繊維工学の国際的研究拠点として国内随一の設備を誇っています。

KONDOBOは2011年からこの上田キャンパス内に『感性価値創生ラボ』なる研究室を持っており、ikaeroについては2018年春から、素材の特性を製品に生かすためのさまざまな研究を行っています。

計測した項目は重さ、厚さといった基本的な部分はもちろん、保温性、通気性、伸縮性、耐久性など、挙げればキリがありません。また素材としての機能性を検証するのと同時に、衣服として着用した際にそれらがどう作用するか、といった実験も進めています。それは、軽さやあたたかさといった特徴が、必ずしも“心地よさ”を保証するわけではないからです。

例えば、こんな実験があります。「サーマルマネキン」は人の体温と同じあたたかさを保てる人体模型で、全身19カ所に設置されたセンサーによって衣服の保温性や熱の逃げ方などを計測することができます。これによって私たちは、よりよい着心地のために衣服のカタチはどうあるべきか、ということを数値でとらえることができるのです。

またこのような計測で、よくある「想像していたのと違った」というような、実際に使う方の“期待値と実感のズレ”を最小限にとどめることも、感性工学の重要な役割といえるでしょう。

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